アオリイカの釣れる時期
地域別カレンダー(エギングのシーズン早見)
春は産卵で接岸する親イカ、秋は新子の数釣り——エギングの二大シーズン。 ただし春と秋のバランスは地域でまるで違う。 北陸・東北は9月の短期決戦、関東は春秋の二季、九州はほぼ周年、沖縄に至っては冬がメイン。 生息域は北上を続け、いまや道南でも秋イカが狙えるようになった。 「秋イカは9月」を全国共通と思い込むと、自分の地域のヤマを外す。
地域別 釣期カレンダー
| 地域 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 道南(函館) | ||||||||||||
| 東北 日本海側 | ||||||||||||
| 東北 太平洋側 | ||||||||||||
| 関東 | ||||||||||||
| 東海 | ||||||||||||
| 北陸 | ||||||||||||
| 山陰 | ||||||||||||
| 瀬戸内 | ||||||||||||
| 近畿 太平洋側 | ||||||||||||
| 四国 太平洋側 | ||||||||||||
| 九州北部 | ||||||||||||
| 九州南部 | ||||||||||||
| 沖縄 |
= 最盛期 = シーズン(Secret Cast 診断エンジンの魚種データより)
※ 生息域は温暖化で北上中。道南では狙って釣れるターゲットになり、小樽・積丹でも釣果報告が増えている
地域ごとのポイント
- 道南(函館・津軽海峡側)
- かつて「北限は青森」と言われたが、いまや秋の新子を狙って釣れる。8月下旬に始まり、水温が16°Cを切る11月上旬まで。小樽・積丹あたりでも小型の釣果報告が増えている。
- 東北(日本海側・太平洋側)
- 9月に釣果が集中する全国で最も尖った短期決戦。夏に育った新子を水温が落ちきる前に釣り切るイメージで、10月には早くも終盤に向かう。
- 関東(房総・三浦・伊豆)
- 春(5〜6月)の親イカと秋(9〜12月)の新子の二季。主戦場は秋で、暖かい年は初冬まで引っ張れる。
- 東海
- 春は4〜5月、秋は9〜11月。関東とほぼ同じ二季型。
- 北陸
- 秋(9〜10月)への一極集中型。春イカの実績もあるが、規模は秋の比ではない。
- 山陰
- 春(4〜6月)と秋(9〜11月)の二山がはっきり出る。5月の親イカ狙いがしっかり成立する地域。
- 瀬戸内
- 秋9〜10月が中心のコンパクトなシーズン。
- 近畿 太平洋側(和歌山・三重南部)
- 春3〜5月・秋9〜12月とシーズンが長い。黒潮の影響で晩秋以降も残る。
- 四国 太平洋側
- 3〜12月とほぼ周年。春は4月、秋は9〜10月がヤマ。
- 九州北部
- 周年狙えて、初夏(5〜6月)と秋(9〜10月)に二つのヤマを持つ。
- 九州南部
- 周年型。春(3〜5月)の親イカシーズンが厚く、秋は10〜11月。
- 沖縄
- 本州と真逆で、冬(12〜3月)が最盛期。盛夏は端境期になる。
基本データ
| 適水温 | 18〜26°C(活性が出る範囲は14〜28°C。低水温に弱い) |
|---|---|
| 時間帯 | 朝マズメ・夕マズメ・夜間 |
| 潮回り | 大潮・中潮 |
| 狙い目の条件 | 藻場・岩礁帯周辺・潮通しの良い場所・常夜灯まわり |
| 外したい条件 | 低水温・夜釣りの満月(月明かりで常夜灯に寄らない) |
時期はあくまで目安。実際の接岸は水温次第で、年によって前後する。 春イカは産卵接岸のタイミング、秋イカは新子の成長速度に左右されるため、 同じ9月でも「残暑で水温が高いままの年」と「一気に落ちた年」では釣れ方が違う。
他の魚種の釣期カレンダー
サクラマス・シーバス・アジ・メバル・タチウオ・ヒラメ・クロダイ・カサゴ・マゴチ・ブリ・シロギス・サワラ・キジハタ・アイナメ(一覧)